26.5 よくあるエラーと対処法
GigaSpaces起動時
【サービスはエラーを返しませんでした。】
- このエラーは、8dot3nameが無効のドライブにxpiをインストールすると発生します。
- このエラーが出る場合は、いったんxpiをアンインストールしなければなりません。
- インストール先のドライブの8dot3nameを有効にした後、必ずOSを再起動し、あらためてxpiをそのドライブにインストールしてください。

リビルド時
【リビルドにすべて失敗しました。】
①License.datの期限が切れている。
→ 適切なLicense.datを配置して、再度リビルドを行ってください。
②ifs.iniファイルなど、プロジェクトフォルダ内のファイルを開いたままリビルドを行った。
→ プロジェクトフォルダ内のファイルを閉じて、再度リビルドを行ってください。
③プロジェクト名やプロジェクトを格納するフォルダ名(パス)に日本語を使用している。
→ プロジェクト名やフォルダ名は英数字および記号※を使用してください。
※スペースおよび @, $, &, *, %, ^, `, ~, (, ), # は使用できません。

デバッグ時
【スペースからのデータの取得に失敗しました。】
- このエラーの原因は大きく分けて2つ考えられます。それぞれ次頁以降に対処法を記載します。
①start.xmlのホスト名やプロジェクト配置場所が正しくない。
②VPN接続をしている。

①start.xmlのホスト名やプロジェクト配置場所が正しくない。
- 開発機で開発したプロジェクトを、本番機にコピーして実行する場合など、開発マシンと実行マシンが異なる場合には、start.xmlのホスト名やプロジェクト配置場所を、実行マシンのものに書き換える必要があります。( 「25_第25章_Magic xpiトレーニング_本番移行時の注意.pdf」参照)
- start.xmlが正しくない状態でデバッグを行うと、GigaSpacesは間違った情報を使用してサーバを起動しようとして、ステータスが「RUNNING」になりません。
- このような状態となってしまったときは、GigaSpacesを再起動してください。

②VPN接続をしている。
- VPN接続をしている場合、このエラーが発生することがあります。
- VPN接続をしている場合、切断した上で、GigaSpacesを再起動してください。

デバッグ時
【開始処理中にエラーが発生しました。デバッグセッションが終了します。】
- このエラーは、GigaSpacesとデバッガサービスのどちらか一方、または両方が停止した状態でデバッグを行うと発生します。
- デバッグを行う際は、Windowsの「Magic xpi 4.13 GSA」、「Magic xpi 4.13 Debugger」サービスが起動していることを確認してください。

Magicモニタでプロジェクト開始時
【The server [serverId: n] are not currently running.】
- このエラーは、xpiスタジオでデバッグを行ったプロジェクトを、そのままモニタから起動しようとすると発生し、サーバのステータスが「SERVER_INITIALIZING」のままとなってしまいます。
- GigaSpacesを再起動し、スタジオでプロジェクトをリビルドしてから、モニタから起動してください。

Magicモニタ表示時
【 Error: Cannot connect to display server.】
- このエラーの原因は大きく分けて2つ考えられます。それぞれ次頁以降に対処法を記載します。
①システム環境変数「Path」の順序が正しくない。
②モニタサービスのログオンアカウントの権限が足りない。

①システム環境変数「Path」の順序が正しくない。
- このエラーは、システム環境変数「Path」の順序によって発生することがあります。
→ 「Path」の値のうち、xpi 4.13関連の下記の2つの値を最上位に移動してください。

②モニタサービスのログオンアカウントの権限が足りない。
- Magicモニタのサービス「Magic xpi 4.13 Monitor Display Server」のログオンアカウントは、デフォルトでローカルシステムアカウントとなっていますが、Windows Server 2016など一部のサーバOSにおいては権限が足りずにこのエラーが発生することがあります。
→ 管理者権限を持ったアカウントに変更し、サービスを再起動してください。

26.7 Magic xpi ヘルプ
【ヘルプファイルの表示】
- デスクトップのショートカットフォルダ > Help > Magic xpi ヘルプをダブルクリックします。
※実体は「<xpiインストールフォルダ>\Help\MagicxpiHelp.chm」

【コンポーネント】
- 各コンポーネントの使用方法は「コンポーネントシリーズ」に記載されています。

【ユーティリティ】
- データマッパー等の使用方法は「リファレンスガイド > ユーティリティ」に記載されています。

【関数リスト】
- 関数の使用方法は「リファレンスガイド > 式エディタ > 関数リスト」に記載されています。

【エラー処理】
- エラー処理についての詳細は「コンセプトペーパ > Magic xpiのエラー処理」に記載されています。

【クラスタ構成】
- クラスタ構成についての詳細は「コンセプトペーパ > クラスタリング環境での配備」に記載されています。

【トラブルシューティング】
- トラブルシューティングは「トラブルシューティング」に記載されています。

【Magic xpi スタジオからの起動】
- Magic xpi スタジオで項目を選択し、「F1」キー押下で、その項目に関するヘルプを表示できます。

26.8 Magic xpi が提供するアダプタ
分類 |
使用方法 |
|
名称 |
機能 |
フロー |
トリガー |
ユーティリティ |
|
.NET Utility |
.NET用スケルトンソースファイル(C#, VB)を自動生成する |
〇 |
|
BAMユーティリティ |
Magic xpi モニタにBAMメッセージを出力する |
〇 |
|
Flow Data |
変数やODSの値をセットする |
〇 |
|
Javaクラスコネクタ |
既存のJava Classを呼び出す |
〇 |
|
Magic xpa |
Magic xpa用スケルトンソースファイルを自動生成する |
〇 |
|
NOP |
何もしない(Not Operation)コンポーネント(分岐や注釈のために使用する) |
〇 |
|
PSSサブスクライブ |
PSSイベントを購読する |
〇 |
|
PSSパブリッシュ |
PSSイベントを発行する |
〇 |
|
PSS削除 |
PSSの購読を削除する |
〇 |
|
Web Services |
Web Serviceプロバイダ(サーバ)機能、SOAPクライアント機能を提供する |
〇 |
〇 |
アボートフロー |
フローをアボートさせる |
〇 |
|
アンロック リソース |
ロックしたリソースを開放する |
〇 |
|
イベントを待つ |
イベントを待ち受ける |
〇 |
|
|
イベント発行 |
イベント発行を行う |
〇 |
|
分類 |
使用方法 |
|
名称 |
機能 |
フロー |
トリガー |
ユーティリティ |
|
スケジュールフロー |
指定時間にフローを起動する |
〇 |
|
データマッパー |
送り元から送り先へ値をマッピング・編集する(送り元、送り先はDB、File、XML、JSON等) |
〇 |
|
フロー呼出 |
他のフローを呼び出す |
〇 |
|
フロー有効 |
フローを有効/無効にする |
〇 |
|
メッセージ保存 |
Magic xpiモニタにメッセージを出力する |
〇 |
|
リフレッシュ コンバージョン |
変換表を動的に切り替える |
〇 |
|
ロックリソース |
リソースをロックする |
〇 |
|
検証 |
日付、時刻、文字列、数値等の妥当性をチェックする |
〇 |
|
遅延 |
指定した時間、処理を待機させる |
〇 |
|
遅延フロー呼出 |
指定した時間、待機した後フローを呼び出す |
〇 |
|
分類 |
使用方法 |
|
名称 |
機能 |
フロー |
トリガー |
コネクタ |
|
Dynamics AX 2012 |
Dynamics AXとの連携を行う |
〇 |
|
Dynamics CRM |
Dynamics CRMとの連携を行う(Upsert対応) |
〇 |
|
Exchange |
Exchangeとの連携を行う(Office365メール、カレンダーサポート) |
〇 |
〇 |
Googleカレンダー |
Googleカレンダーとの連携を行う(OAuth2.0認証サポート) |
〇 |
|
Googleドライブ |
Googleドライブとの連携を行う(OAuth2.0認証サポート) |
〇 |
|
IBM i |
IBM i(OS/400)上のCLやRPGプログラムを呼び出す |
〇 |
〇 |
JD Edwards EnterpriseOne |
JD Edwards EnterpriseOneとの連携を行う |
〇 |
|
JD Edwards World |
JD Edwards Worldとの連携を行う |
〇 |
|
LDAP |
LDAPとの連携を行う |
〇 |
|
Notes DB |
独自作成のNotesデータベースとの連携を行う |
〇 |
|
Salesforce |
Salesforce.comとの連携を行う(OAuth2.0認証サポート) |
〇 |
〇 |
SAP A1 |
SAP A1との連携を行う |
〇 |
〇 |
SAPB1 2004 |
SAP Business One 2004との連携を行う |
〇 |
〇 |
|
SAPB1 2005 |
SAP Business One 2005との連携を行う |
〇 |
〇 |
分類 |
使用方法 |
|
名称 |
機能 |
フロー |
トリガー |
コネクタ |
|
SAPB1 2007 |
SAP Business One 2007との連携を行う |
〇 |
〇 |
SAPB1 8.8 |
SAP Business One 8.8との連携を行う |
〇 |
〇 |
ServiceMax |
Service Maxとの連携を行う |
〇 |
〇 |
SharePoint |
SharePointとの連携を行う(Office365認証サポート) |
〇 |
|
Sugar |
Sugarとの連携を行う |
〇 |
〇 |
WCFClient |
WCFテクノロジを使用して、Webサービスのコンシューマーとして機能する |
〇 |
|
MQTT |
MQTTプロトコルでデータを受信する |
|
〇 |
OData |
オープンデータプロトコル(OData)フォーマットの呼び出しを行う |
〇 |
|
|
OPC |
OPCサーバに接続してビジネスデータを読み取る |
〇 |
|
|
REST Client |
外部のREST APIを呼び出し結果を受け取る |
〇 |
|
|
SAP ERP |
SAP R/3との連携を行う(SNCサポート、HANA動作確認済み) |
〇 |
〇 |
|
Web Services Client |
Webサービスのクライアントとして機能する |
〇 |
|
分類 |
使用方法 |
|
名称 |
機能 |
フロー |
トリガー |
通信 |
|
FTP |
FTPによるファイル送受信を行う(SFTPサポート) |
〇 |
|
HTTP |
HTTPクライアントおよびHTTPサーバ機能を提供する |
〇 |
〇 |
TCPListener |
TCPポート上で通信するTCPクライアントから送信されるメッセージを監視する |
|
〇 |
ファイル管理 |
|
Directory Scanner |
特定のフォルダ、ファイルを監視し、ファイルの移動、改名、削除を行う |
〇 |
〇 |
Microsoft Excel |
Microsoft Excelとの連携を行う |
〇 |
|
Microsoft Word |
Microsoft Wordとの連携を行う |
〇 |
|
XML Handling |
スキーマファイル(xsd)なしで、XMLデータを操作する |
〇 |
|
ファイルアーカイブ |
ファイルの圧縮、解凍(Zip形式)を行う |
〇 |
|
ファイル管理 |
ファイル/フォルダの作成、コピー、削除、改名、またファイルへのデータ追加などを行う |
〇 |
|
ファイル分割 |
ファイルの分割、結合を行う |
〇 |
|
暗号化 |
データの暗号化/復号化を行う |
〇 |
|
分類 |
使用方法 |
|
名称 |
機能 |
フロー |
トリガー |
コンバータ |
|
HL7 ※日本ではサポート外 |
HL7との連携を行う(日本では未サポート) |
〇 |
〇 |
XSLT |
XSLTを用いてXMLを他の書式に変換する |
〇 |
|
メール |
|
Domino |
Lotus Dominoサーバとの連携を行う |
〇 |
|
Email |
POP、IMAP、SMTPによるメール送受信を行う |
〇 |
〇 |
メッセージング |
|
JMS |
JMSメッセージングキューとの連携を行う |
〇 |
〇 |
MSMQ |
MSMQメッセージングキューとの連携を行う |
〇 |
〇 |
WebSphere MQ |
WebSphere MQメッセージングキューとの連携を行う |
〇 |
〇 |
トリガー |
|
スケジューラ ユーティリティ |
指定した時間にフローを起動する |
|
〇 |
|
DBTrigger |
データベースのテーブルにデータが挿入・更新・削除されたタイミングでフローを起動する |
|
〇 |
分類 |
使用方法 |
|
名称 |
機能 |
フロー |
トリガー |
MSJ独自 |
|
SQLCommander |
ユーザが指定した任意のSELECT文やストアドプロシージャを実行し、結果をファイルに出力、または変数に格納 |
〇 |
|
|
CodePageConvert |
文字コードを変換する(Shift_JIS → EBCDIC等) |
〇 |
|
※ 72種500機能以上のアダプタを提供します。 ※一部、別売のアダプタがあります。
26.10 Magic xpi のライセンス
【ライセンスについて】
- 各ソフトウェアはインストールしたライセンス(License.dat)にて使用できるかどうかが決まります。

カテゴリ |
プロダクト |
スタジオ |
モニター |
テストサーバ |
本サーバ |
IBNPSTD |
IBMON |
IBNPSRV |
IBPRSRVI |
スタジオ |
Magic xpi Studio |
〇 |
〇 |
〇 |
|
サーバー |
Magic xpi Integration Server |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
※テストサーバ(IBNPSRV)は開始後24hで停止します。
※上表は一例です。ライセンスについて詳しくは弊社営業にお問い合わせください。
【License.datについて】
- License.datには、使用することのできるソフトウェアおよびアダプタが記載されています。
- ソフトウェアやアダプタの使用期限やシリアル番号、同時使用ユーザ数、スレッド数なども記載されています。

- Magic xpiの各ソフトウェアおよびアダプタのライセンス名は下表の通り。
Magic xpi ソフトウェア |
ライセンス名 |
備考 |
Magic xpi スタジオ |
IBNPSTD |
同時使用ユーザ数ライセンス。 |
Magic モニタ |
IBMON |
同時使用ユーザ数ライセンス。 |
Magic xpi サーバ(本稼働) |
IBPRSRVI |
同時処理能力(ワーカースレッド)単位。 |
Magic xpi サーバ(テスト稼働) |
IBNPSRV |
同時処理能力(ワーカースレッド)単位。
24時間で動作が停止する。 |
Magic xpi アダプタ |
ライセンス名 |
備考 |
標/別 |
SAP ERP |
IBR3 |
IBR3がないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
SAP A1 |
IBA1 |
IBA1がないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
Salesforce |
IBSFDC |
IBSFDCがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
IBM i |
IBSystemi |
IBSystemiがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)でDB2/400に接続できない、System i(IBM i)コネクタが実行できない。 |
標準 |
Domino
Notes DB |
IBNotes |
IBNotesがないと、Magic xpi サーバでDomino/NotesDBが実行できない。 |
標準 |
Dynamics CRM |
IBDYCRM |
IBDYCRMがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
Magic xpi アダプタ |
ライセンス名 |
備考 |
|
SharePoint |
IBSHAREP |
IBSHAREPがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
JD Edwards EnterpriseOne |
IBJDE |
IBJDEがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
JD Edwards World |
IBJDEWRLD |
IBJDEWRLDがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
SAPB1 2004
SAPB1 2005
SAPB1 2007
SAPB1 8.8 |
IBSBO |
IBSBOがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
Exchange |
IBEXCHANGE |
IBEXCHANGEがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
標準 |
Magic xpi アダプタ |
ライセンス名 |
備考 |
|
Sugar |
SUGCRM |
SUGCRMがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
Dymamics AX 2012 |
DYNAX |
DYNAXがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
ServiceMax |
SERVICEMAX |
SERVICEMAXがないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
HL7
※日本ではサポート外 |
IBHL7 |
IBHL7がないと、Magic xpi サーバ(IBPRSRVI)で実行できない。 |
別売 |
その他のアダプタ |
|
特別なライセンスは不要 |
|